2017.4.24 ゆびさして こえにだして 
ゆびさして#すべだいいきたい!(訳:滑り台滑りたい)

宮崎で過ごす3回目の春がやってきました。
あいにくの雨で、今年最初のお花見BBQは、お肉ばかり見ていましたが、翌日の晴れ間のうちに、レジャーシートを広げてゴロンと寝転がり、いつもの友人たちと今年2回目となるお花見&ピクニックを急遽決行!きもちのいい1日となりました。

宮崎の春の日差しはほとんど夏のようです。そのお花見&ピクニックの半日で日焼けし、みんな真っ赤になっていました。
そんなお日様のパワーをひしひしと感じるここ宮崎、今回の景観は街の中にある自然をテーマに、ご紹介しようと思っています。

まず初めは、宮崎市の中心を横切る一級河川。みなさんおそらく車で訪れても電車で訪れても渡ることになる、大淀川を望む景観です。
早速写真をご覧ください。

 

大淀川沿いにある宮崎市役所に沿って川辺まで降りると、ゆったりとした水の流れと一緒に向こう岸を望むことができます。

 

前の写真と同じ場所から反対側、河口側を望むと橘橋が見えます。

大淀川には、赤江大橋、大淀大橋、橘橋、天満橋…と市内の北部と南部をつなぐため多くの橋が架かっていますが、実はもう一つ、市街地にあった橋が老朽化に伴い架け替え中ということで通ることができず、通勤時間帯や雨の日などの渋滞はすごいです。でもその渋滞のおかげで、豊かな水面のきらめきや、反射して美しい夜景をゆっくり望むことができます。特に夕日の時間帯はオススメです。

さて、少し河口から登ってきたところの風景をご紹介しましょう。

 

先ほどの天満橋を少し川上へ行ったところ。堤防から見下ろすと河川敷におおきな公園があります。

この大淀川、昭和29年に台風による大雨で、大洪水があり、この堤防が作られたようです。(大淀川学習館ホームページより)
大淀川沿いの堤防に沿って桜並木があるこのあたりは、この時期お花見を楽しむ人たちで賑わっていますが、普段はジョギングをするランナーの方たちを多く見かける場所という印象です。

私がこの大淀川沿いの景色が好きなのは、この堤防で囲まれている河川敷の美しさです。防災のために普段は公園やグラウンドなどとして利用するこの場所ですが、四季折々の自然の美しさを感じさせてくれる、絶景ポイントとして、ドライブやお散歩をオススメします。すぐに来られない方は、Google mapのストリートビューでお楽しみください。河口から川上まで、素敵な景観に出会えると思います。

さて、街中の自然、宮崎には海も川も、山も林もありますが、次にオススメなのは公園です。好きすぎて、ちょいちょいこれまでも出てきましたが、今回はまとめてオススメしちゃいます。
まずは公園のレベルを超えている大きな都市公園をいくつか。
松林の美しい県立阿波岐原森林公園から。
まさにリゾートなおもてなし=宮崎的な景観に出会えるこの公園は、真ん中を通るパークウェイを車で走ると、サイクリング、ジョギング、をしている人の多いこと!松林の向こうにゴルフをしている人たちが見え隠れ。まるで森のような市民の森では野鳥ウォッチング。ビーチでは泳ぐ人・マリンスポーツを楽しむ人を横目にBBQ。そしてこの公園、植物園のあるフローランテ宮崎という施設や、フェニックス自然動物園までもが含まれてしまうという。

 

この写真はフローランテ宮崎の芝生広場。ちょこちょこオーガニック系や食のイベントに使われて賑わっています。小さな子どもも放し飼い(?)されて転がっています。

 

ここは市民の森の菖蒲池のほとり。松以外にも様々な樹木や四季折々の草花に触れることができ、野鳥も飛んでくる。落ち葉や枝を踏む音を楽しんだり、鳥の鳴き声を聴いたりと、ザ・自然と戯れることができる場所。

 

それから、気軽に立ち寄ることができる、宮崎県の総合文化公園

続けて2枚。大きな樹木がバランスよく配置されていて、四季の紅葉、桜の色づきも感じられる憩いの場所。

何が良いかというと、美術館に行くついで、図書館に寄るついでに視界に入る木々がとても素敵なんです。都市部で自然に触れたいと思う時に公園に行こうと思いますが、本当に宮崎の公園は樹木の選び方、植え方が秀逸!と、素人ながらに思います。誰が設計・施工したんでしょうか。ついつい訪れてしまいたくなる景観が望める公園です。夕暮れ時になると犬の散歩をする人や、学生さんなんかが歩いています。その向こうにイチョウの木が紅葉していたりして。まるで絵画を見ているようで、美術館より実は公園でぼーっとする方が好きだったりします。

そして、最後に私の住む住宅街にある小さな公園をご紹介。

 

住宅街にぽつんとある、駐車場もない公園。この広さの公園がそこらじゅうに点在していて、子どもの遊び場には事欠かない。

この公園は、なんてことない小さな公園です。でも、たまたま通りかかった住宅街に大きな木が見えて、「あ、あそこに公園があるのかな?」と近づいて行って見つけることができるような、大きめの樹木が植えてあることが多いのも、宮崎の公園の特徴かもしれません。おおよそこの木がまだ小さい時代からこの規模の公園を配置してあるんだな、とまちづくりの意識に感心させられます。

最後に、今回のタイトル。うちの子が公園(らしき大きな木々)を見つけると指をさして、「すべだいいきたい!」と叫びます。子どもは公園で触れる自然よりも、実は滑り台のスリルの方が好きだったりして。でも、目印は木なんだな〜。

さてさて、私の住む街宮崎の景観、6回に渡って綴ってまいりましたが、今回で最終回となってしまいました。この街に住む私がもし、一人暮らしで仕事をするだけの毎日を送っていたとしてもこの美しい景観に気づくことができたでしょうか。おそらく家族がいて、子どもと過ごす毎日だからこそ、美しいと感じることができたのかもしれません。

みなさんがもし宮崎へ訪れる機会があれば是非、子どもと一緒か、もしくは、あなたの子ども心をお供に、お越しください。きっと新しい景観を発見できることだと思います。

もっともっとご紹介したい景観は、身近に溢れています。これからは勝手に一人景観賞を与えるため、写真を撮ってインスタグラムなどにアップしていきたいと思います。もちろん、その時の想いと一緒に。もしあなたが「!」という景観を見かけたら、ひとことコメントお待ちしています。

また会う日まで。




タカハシコズエ


沈んだ気分を上げてくれる、それはアートと音楽と美味しいもの、そして人との会話。福岡のど真ん中から宮崎の中心地へ転居。お気に入りをコツコツ開拓・奮闘しているワーキングマザー。同じまちなかでも福岡とはまた違う宮崎を、子育てしながら楽しんでいます。