2017.2.13 ゆびさして こえにだして 
ゆびさして#なんかたべたい!

お鍋が美味しい季節ですね。とはいえ、2歳の娘はお味噌汁以外の汁物はそこまで好きではないのです。お鍋の美味しさが身にしみてわかるようになるには、もう少し大人に近づかないといけないようです。

さて、タイトルを見て笑われた方もいらっしゃるかと思います。この、ド・ストレートな叫び(笑)子どもたちは、お腹が空いたら叫びます。「何か食べたい!」そう言われたら、おやつ?あんまり沢山食べると夕飯食べられなくなるし…う〜ん、夕飯何にしよう?と、子どもの欲求に応えられるメニューを考えます。

考えるのをやめて、ひとまず私の足が向かうところ、さて、どこでしょう?
そして、今や子どもがこの建物?いや、この景観に気づくと、この何か食べたいコールが起こるというくらい、私や子どもの欲求を満たすあの場所です。
実は、ここに入るには、はじめ、ちょっとした勇気もいりました。

今回のついつい立ち寄ってしまう、私のホッとステーション『産直』です。
まずは写真を。じゃーん。

日南の新鮮なお魚が手に入る産直。海は近くないのに(むしろ山)なぜここ?と謎はまだ解明されていない。パタパタとはためく「ぶどう」「なし」「ひもの」などの上り旗や、大漁旗が見えるとついつい誘われて入ってしまう。

 

『産直』と私が呼んでいるその場所は、宮崎市内のいたるところに点在しています。農家さんや漁師さんなどから直接卸されたものが並んでいます。

勇気がいった、というのは、雰囲気で『産直』っぽい!と感じるものの、ちゃんとした看板がないところも多く、その初めての出で立ちに、テント?ビニールハウス?ドーム?お店なの??普通の人はいっていいんでしょうか??と、頭にハテナマークを沢山浮かべていたからです。今となっては、子育て中のママには本当にありがたいなぁと感じる、なくてはならない場所のひとつですけど。

ハテナマークを抱えつつ、毎日毎日いろんな場所で目にする『産直(?)』に、子どもを保育園に預けて身ひとつになった勢いでエイ!と行ってみることにした私。駐車場に車を止め、他のお客さんらしき人たちをチラッと視界に入れつつ、、、恐る恐る扉らしき入口をガラガラガラと開けてみる。「いらっしゃい〜」優しい笑顔のおばちゃんが声をかけてくれてちょっとホッ。並んだ籠の野菜を物色。ふぅん、お肉や魚もあるんだ〜。と、八百屋さんとは又違う品揃えの多さに感心。太くて白くておいしそうな大根をひとつ買って帰る。それが私と『産直』とのおつきあいのスタートでした(笑)。

みなさん道の駅はご存知だと思います。私、あれが大好きなんです。都道府県いろんな場所にありますよね。見かけたら入ってしまいませんか?そして、その土地の肉魚野菜、新鮮な地場のものが沢山ならんでいますが、すぐに帰るならそれも買えるけど、と、ジャムや日持ちのするお土産などを買ってみたりします。その道の駅が、家の近くにあったら〜なんて、昔はよく考えていました。

そして、それがいたるところにあるのが宮崎!

あ、でもですね、道の駅そのものというよりは、その道の駅のお手軽版といいますか、道の駅と八百屋さんの間といいますか。小規模な道の駅のようで、感じる雰囲気がまるで違うんですけど。。。私としては、昔あった「○○ストア」のような、個人商店の懐かしさや温かさがあるところだと感じています。コンビニと違って、ちょっと入りにくいですよね。あんたどこから来た人ね?って言われそうで(笑)

さて、そんな『産直』とのつきあい始めの頃は私、普段スーパーではたまにしか見かけることのない赤紫蘇が、そこではお花のようにどっさりバケツで売っているのに喜びの悲鳴を(心の中で)あげて、大量購入したりしていました。
他には、聞いたことのない名前の野菜を買って帰り、ネットで検索してから料理してみる、なども。大好きなパクチーも最近大量に手に入れて、料理に彩りを添えています。(Instagramに自慢げに載せています。笑)

今では、ほとんど家の冷蔵庫となっている『産直』。通り道に見つけたら必ず入って、冷蔵庫にない野菜や魚を買い足したり、子どものおやつにと、お芋や果物を購入したりと身近な存在になりました。子どもは、この『産直』には試食させてくれるお兄ちゃんがいるとわかっていて、何か食べたいコールを連呼。必ず何かが食べられます。みかん、りんご、いちご、鶏のたたき、漬物、焼き芋、炒ったピーナッツ。子どもの何か食べたいコールはこれで終了。夕飯までもちます。試食万歳です。世の中で野菜の値段が高騰しているときも、我が家は救われました。今やスーパーには、時々牛乳や納豆などの日配品を買いに行くぐらいという、惚れ込みよう。こう見えて、一途なのです。

そんな、身体にもお財布にも心にも優しい『産直』のある宮崎の景観。ここでいろいろご紹介。

車通りの多い道路沿いに、うどん屋さんの看板。ちょっと見ると、「野菜・果物」「地産地消」の文字が。奥には何やら緑色のテントが・・・と入ってみると、結構な大きさの店内。もちろん果物や野菜が沢山の種類並んでいますが、ここはお饅頭やパンなど、ちょっと小腹を満たしてくれる甘いものも充実しています。

 

真っ白いドームのような出で立ち。表には食べ物の屋台があることも。中に入ると広い店内には、お決まりの花や野菜以外にも、衣類なんかも置いてあります。地元の醤油・味噌・お酒などの調味料のほか、日本ミツバチの蜂蜜、うどんやそばの麺、豆腐にこんにゃく、そして海に近いこともあって地魚のお刺身に、宮崎牛や豚・鶏など畜産コーナーも超充実。牧場の手作り最中は気になる一品です。

 

「お姉さん今日はこれどうぞ!」いつも試食でおもてなししてくれる、果物の品数多め、お野菜やお花以外地卵や鶏のたたき、猪肉、手作りパンやシュークリームなんかも置いてあります。

 

お店の入口付近は、サンルームのように温かな光の中で、お花の苗が沢山並んでいます。店内には切り花を始め、珍しいところで言うと、メダカや金魚まで売っています。もちろん、野菜や果物も。

 

いかがでしたでしょうか。
丸っこくて温かそうなかたちが多いのも、ビニールハウス天国宮崎ならではかもしれません。
そして、一度入ってみないと、この建物が『産直』なのかわからないかもしれません。
宮崎をドライブ中に気になるこのかたちを見たら、ちょっと覗いてみてください。駐車場が隣接されていれば、そこはきっと何か食べたい!欲が満たされる『産直』かも。

 




タカハシコズエ


沈んだ気分を上げてくれる、それはアートと音楽と美味しいもの、そして人との会話。福岡のど真ん中から宮崎の中心地へ転居。お気に入りをコツコツ開拓・奮闘しているワーキングマザー。同じまちなかでも福岡とはまた違う宮崎を、子育てしながら楽しんでいます。