2016.3.14 景色を輝かせるもの 4
ねこのしま、どこのしま?

旅をして「すてき」と思えるまちってなにがちがうんだろう?

今回は、すてき探しの旅へ。

 

写真1

 

ひさしぶりに乗るフェリー、風がきもちいー!

 

向かった先は相島(あいのしま)。新宮漁港からフェリーで17分。玄界灘に浮かぶ小さな島。ねこが多く住んでいることで有名で、英字新聞では『野良猫の天国の島』と紹介されたこともあるらしい。テレビで観た彫刻家は、この島に住むねこの彫刻を作っていて、できれば全頭の彫刻を作りたいって言っていた。

 

写真2

 

出迎えてくれたのは、一匹の白ねこ。

 

漁港に無造作に並べられた真珠養殖用のカゴの上に座って静かにこちらを見ている。

ーなんしに来たと?

なんしに来たんだったっけ?

 

写真3

 

すてきを探しに島を散策して、気づいたのは1つだけ。2月なのにどの家の玄関にもまだ、しめ縄が掛かっていた。どのタイミングで取るのか、気になる。

 

写真4

 

さらに散策をつづけるも、思ったほどねこの数は多くない。

だけど、島に住んでいる野良猫は一様に人なつっこい。

 

写真5

 

島にはあまり多くのものはない。コンビニもなく、バスも通っていない。

あるのは、海に囲まれた緑ゆたかな自然と、島民の海と向き合った静かな暮らしのみ。

そのなかで、野良猫はゆったりとした時間を過ごす。

 

相島の「すてき」は、人なつっこい野良猫が住んでいるということ。

 

「すてき」であるためには、そこにしかないもの、そこでしかできないこと、

が必要なんだと思った、今回の船旅。

 

家に帰って、近所の野良猫見て、あ、ねこ!って近づいたら、シャーっと逃げた。

 

もー。




末松淳一


1971年に生まれてから、ずっと博多在住。
電機メーカー勤務で、趣味は読書。
愛読書は「かもめのジョナサン」
大切なのは、固有名詞。